毎年、シンピジウムに花を咲かせる方法!|株分け・水やり・肥料の与え方

シンピジウム

シンピジウムの花は開花期間が長く、1ヶ月以上楽しむことができます。でも、そのままにしておくと、来年、花がつかないかもしれません。お店でたくさん花のついた物を買ったけれど翌年花がつかないといった経験はありませんか。咲いたままにしておくと株が衰弱し、新芽の成長にも影響を与えます。毎年、花を咲かせるためには、先端の花が咲いたら、それを目安に花茎の根元から切ることです。切った後は、切り花として楽しんでください。では、その後の管理はどうするか? ここでは、毎年、花を咲かせるための育て方をご紹介します。ぜひ、花の咲く過程も楽しんでみてください。

シンピジウムってこんなお花!

国内で最も多く生産されている洋蘭です。人気の理由は、花種の豊富さと育てやすさです。我家でも、貰い物で4種育てています。

原産地は、東南アジアやヒマラヤ、中国や日本、オーストラリアなどだそうです。シンピジウムは、楚々とした東洋的なイメージと一つの茎に多くの花をつけるボリューム感で豪華さも兼ね備えています。色・形ともに非常にバラエティに富んで、比較的寒さに強く、育てやすい洋蘭として初心者向きで人気があります。

植え替えは?

株が成長し、鉢が狭くなったら植え替えをします。2~3年に1度の割合で行います。適期は3~4月、5月までには済ませた方が良いです。

植え替え、株分け手順


  1. 鉢から株を抜き出す。根が張っていると、素焼きの鉢は抜きずらい。その時は、鉢の外からゴムハンマーなどでたたいて、鉢と根に隙間をあけて抜きやすくしたり、それでも無理なら、消毒したナイフで鉢から剝がしてから抜き取ります。私は、鉢を横たえて、鉢の上から足でトントンと踏んで衝撃を与えていました。結構力が要ります。 こちらもご参考に。

  2. 根がびっしりと詰まっているので、株分けをする場合は、ナイフまたはハサミで縦に思いきって切っていきます。シンピジウムの根は縦に伸びる性質があるので、大丈夫だそうです。

  3. ほぐして、傷んだ根を切り落とし、土の材料も古い分は取り除く。株は、あまり小さく分けてしまうと、生育に時間がかかり花をつけるまで数年かかる場合があります。基本は、3~5本のバルブにするのが一般的です。それより多くなると、古い株を取り除きます。

  4. 新しい鉢に入れる。鉢底にはネットをひき、2㎝くらい軽石を入れる。その上に、株を入れます。

  5. 株の周囲の隙間に、洋蘭の土を詰めていきます。新芽が伸びる方のスペースを広めにとります。

  6. しっかり蘭の土を入れこんで、株を固定する。

  7. 鉢の底から水が流れ出るまで、たっぷり注ぐ。

肥料は?

他の洋蘭より、シンピジウムは肥料を多く必要としますが、真夏(8月)と冬は肥料は不要です。

固形肥料は、油粕と骨粉を同量混ぜた物を月1回程度あたえ、液肥は規定通りに薄めて水やりのかわりに10日に1回の割合で与えます。根元中心に与えます。

秋になって、花芽が出てきたら、リン酸の割合の高い液肥を月に2~3回程度与え、花芽が成長したら肥料は不要になります。なので、10月中旬頃までです。

冬、特に気温が5℃以下になったら、洋蘭は生育を休止するので肥料は不要です。

置き場所は?

シンピジウムは日光が大好きです。花が咲いている時は、レースのカーテン越しに光を当てます。5月半ば頃、気温が上がってきたら屋外に出し、台を設置してその上に置きます。通風を確保するのと、雨による泥は根から鉢を守るためです。

真夏の直射日光は、葉焼けの原因にもなるので、30%程遮光してやわらげます。遮光しすぎると葉の色も悪くなり、株の元気がなくなることもあるので、ほどよくが大切。9月に入ったら遮光をやめて、直射日光に当てます。真夏の頃は、風通しを良くし、涼しく過ごせる工夫をしてください。木陰に入れて、半日陰になるようなところが手間いらずです。

屋内に移動させるのは、11月に入ってからでも大丈夫です。屋内では、日光によく当たるようにすることと、通風の確保をしてください。

《シンピジウム苗のの紹介》

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「テーブルシンビ夢たまご」花咲く苗セットシンビジュームシンビジウム

シンビジウム属金陵辺

水やりは?

生育が活発になる春から秋にかけて、たっぷりの水を与えます。4月頃までは、2~3に1回の割合、鉢の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。

夏には、毎日水やりをします。朝晩2回か、夕方の涼しくなってからかでたっぷりと与えます。水が不足すると根が乾燥するので十分与えます。

秋から冬にかけては、水やりも少しずつ回数を減らしていきます。用土の表面が乾いたら与える感じです。2~3日に1回で良いです。

真冬は3~7日に1回程度にします。蕾が成長したら、乾燥させないように霧水をします。それは、蕾が黄色に変色して落ちてしまうことがあるからです。こちらも参考にどうぞ。

水やりと肥料のほかに何か注意することがあるの?

夏の作業


この時期の重要な作業が、「芽かき」です。新芽は複数伸びてくるので、最も太くて丈夫そうな目を残し、他をかきとります。この作業を怠ると葉ばかりが茂って、花芽が育たなくなります。1つのバルブに1個の新芽が残るように芽かきをします。

秋の作業


  • 台風による強風への備えです。シンピジウムは丈が高いので、台風が来る前に風の当たらない場所へ避難させます。

  • 秋に出た新芽が花芽か葉芽かを見極めます。葉芽ならばかきとります。この作業は11月末までに行います。その後出る新芽は翌年のために残します。花芽は先が太く膨らんだ感じ、葉芽は先がとがった感じです。

冬の作業


  • 花芽が20㎝ほど伸びたところで、支柱を立てます。最初は茎に負担がかからないように緩く、その後は徐々にまっすぐになるように、回数を分けて角度を調整していきます。

  • 花芽が伸びてから夜間温度が高すぎると蕾が落ちることがあります。15℃以上に上がらないように室内の気温に注意してください。

  • 花芽が伸びてからは、設置場所をけえない方が良いです。温度の変化で蕾が落ちることがあります。

まとめ

洋蘭の花が他の花と大きく異なる1つは、花もちのよさが上がります。一輪咲いて次々に咲けば開花期間は2~3か月に及ぶこともあります。そして、寿命が思ったほか長いのも魅力です。いつの間にか、我家の洋蘭はどれも30年物になりました。

上手に育てれば、100年を超えるともいわれています。長いお付き合いを念頭に入れて、ぜひ気に入ったものを見つけ育ててみてください。シンピジウムは、洋蘭初心者にはピッタリの種類になります。

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