ミニトマトの育て方|家庭菜園の人気者、植え付けから収穫まで

ミニトマト 野菜・果物

夏野菜の代表格のミニトマト。明るく艶やかで、見ているだけでも元気が出そう。それに、健康機能を支えるリコピンという栄養素も豊富。見て楽しめ、健康維持にも役立つということで、ミニトマトは家庭菜園でも人気者です。初心者でもほぼ失敗なく、シーズン終了まで収穫し続けることができます。そのミニトマトの育て方をまとめてみました。

ミニトマトの植え付け方法

家庭菜園の場合、夏野菜は苗からの栽培をお勧めします。苗は、ホームセンターで購入できます。栽培場所は、日当たりが良く、風通しが良いところです。

  • 植え付けは、4月下旬~6月中旬、適温は昼間の気温が20~30℃くらいです。
  • 収穫は、6月~10月(11月頃まで可能)、8月収穫が一時落ちますが、9月頃から増えてきます。
  • 誘引は、5月末~8月
  • 芽かきは、5月末~8月
  • 肥料は、6月~9月

準備するもの

《 苗 》

 良い苗の基本として、3つのことが言われています。

  • 茎が太く、節間が詰まって、緑が濃いものを選ぶ
  • 花蕾がついているものを選ぶ
  • 根がポットの底穴から見えるものを選ぶ

ミニトマトは、実生苗と接ぎ木苗があります。接ぎ木苗の方がお勧めです。実生苗は安価ですが、病害虫に弱く、収穫量も少ないからです。

《 ミニトマトの苗の商品紹介 》

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《 用土 》

プランター・鉢で育てる場合は、赤玉土小粒6 : 腐葉土3 : バーミキライト1 で準備します。植え付け2週間前に石灰を1㎡あたり100gを混ぜておきます。石灰だけ早く混ぜるのは、化成肥料との化学反応を避けるためです。市販の野菜の土でもかまいません。

地植えの場合は、植え込みの2週間前に石灰を1㎡あたり100g入れて混ぜておきます。そして、1週間前に化成肥料を1㎡あたり100g、堆肥を3㎏を元肥として入れ、土壌と混和させて、畝を作っていきます。畝幅は80~90㎝、高さは10~15㎝。

トマトの苗を上から見ると、葉は四方に伸びています。花房は本葉枚ごとに出てくるので、花房を自分側に(世話する側)植え付けます。同じ方向に実がなるので、作業が楽になります。
《  鉢 》 

苗1株に対して10号程度(直径30㎝)、深さは深い方が良いです。ミニトマトの根は、よく伸びるのでできるだけ深い鉢が良いです。

わき芽の、芽かきの方法は?

ミニトマトの主茎をのばしていく際に、茎の脇から新しい芽が出てきます。この芽をできるだけ早い時期に取り去ることが栽培する上で大切になります。そのままにしておくと、ミニトマトの実が大きくならないことと、葉が茂ることによって、風通しが悪くなり病害虫の発生頻度が高くなります。なので、できるだけ早い時期に芽かきをする必要があります。

トマトは基本的には主茎は1本で育てますが、ミニトマトについては、下の方から出てくるわき芽を利用し2~4本を主茎としても十分実が育つそうです。

《 芽かきの利用方法 》

芽かきしたわき芽から、新しい苗もできます。芽かき後のわき芽を、7~10日、水で挿していると根が出てきます。写真がその様子です。

我家は、このわき芽を新しい苗として空きスペースに植え付けました。

誘引はどうする?

目標にしている形(大体は直立)が、崩れないように早め早めに支柱に誘引していきます。

誘引の方法は、「8の字に結ぶ」ようにします。なぜかというと、茎の成長があるため、ゆとりを持たせる必要があるからです。

支柱は、1株に対して180㎝くらいのものを2本準備します。支柱は株から10㎝はなし、深く差し込みます。目の高さくらいで交差させ、紐でしっかり結びます。

ミニトマトを育てる上で、肥料は大切!

ミニトマトを育てる上で失敗が多いのが水と肥料のやり方です。

ミニトマトは非常に強い植物で肥沃な土壌と豊富な水分で強く育ちすぎる傾向にあります。その結果、葉と茎ばかりが茂って、花が咲かないといった現象が起こります。特に大玉のトマトに顕著だそうですが、肥料の窒素系の弊害が大きいといわれています。

  • 窒素が多い= 葉が内側(下の方に下がる)にまき、葉の緑が濃くなる
  • 窒素が少ない= 葉がやや上向きにまき、ややは色があせる

1段目の実が結実し始めた頃に追肥を行います。追肥は化成肥料で1株に対しスプーン1杯ほどで充分です。基本6月から、月1回の追肥となりますが、主茎の先端の状況を見て、時期を調整していきます。

収穫はいつ頃できる?

開花から50日ほどで収穫ができるといわれています。赤くよく色づき完熟したものから収穫していきます。へたから外れてしまわないように、果柄の途中の膨らんだ部分を上に折り曲げるようにすると、簡単できれいに実が摘み取れます。最近は、気温の関係で11月頃まで収穫が可能のようです。トマトの歴史・栄養・魅力についてはこちらをご覧ください。

ミニトマトの病害虫と生理傷害について

トマトには、病害虫の被害や、裂果(実が裂ける)の生理傷害があります。防除のために薬剤散布の方法もありますが、栽培管理で防いでいくこともできるのでその方法をご紹介します。

雨除け

簡易ビニールハウス、傘で覆うなど、直接雨がかかるのを防ぎます。雨による裂果と、地面を叩いてはねた土が跳ね上がることで感染することもあり、その予防になります。また、用土の表面に藁・もみ殻を置いて乾燥と跳ね上がり防ぐことにもなります。

古い葉の除去

収穫期の果実より下にある葉は、上部の果実に栄養を送らず不要なものです。なので、果実より下の葉は、全部取り除き主茎だけにし、風通しを良くすることで、病気の予防につながります。

水やりをしっかりします

トマトの栽培においては、水を切って育てる方が甘い実ができるという情報から、極端に乾燥させている場合があります。裂果のほとんどが、乾燥状態からの降雨です。普段から水やりをしていれば裂果を少なくすることができます。

用土の表面が乾いたら、しっかり水を与えます。特に植え込みをした1週間は、充分に水を与えてください。また、敷き藁をしたり、籾殻で用土の表面を覆うと、土の乾燥の差を小さくすることができるので、あり程度は、裂果を防ぐことができます。

尻腐れ病やうどん粉病はカルシウムが足りていれば起こりにくいそうです。カルシウムは水溶性なので、過度の乾燥では補給ができず、この病気にかかりやすくなってきます。

連作しないこと

トマトは、ナス科の植物ですが、1度ナス科の植物を植えたところには3年以上トマトは植えないようにします。鉢植えの場合は、新しい土を使います。また、接ぎ木をした苗を購入すれば、青枯れ病に代表される細菌病を防ぐことができます。

コンパニオンプランツとしてバジルを利用してみる

野菜のそばにコンパニオンプランツを植えると、土の中の環境が良くなり、野菜の根から入ってくる病原菌や害虫を寄せ付けなくしてくれます。また、害虫の好む香りのコンパニオンプランツを植えると、害虫はコンパニオンプランツに集まり野菜を害虫から守ることもできます。ミニトマトを育てる時は、バジルを一緒に植えこむとアブラムシを減らし、野菜の生育を助けてくれます。

まとめ

トマトといえば、イタリア料理が定番ですが、煮込み料理も可能ですし、和食にもよく合います。例えば、みそ汁にトマトを入れるとさっぱりした味になります。色々な方法での利用と色々な形で保存も可能です。家庭菜園で作った栄養価の高いミニトマトを食卓にあげ、暑い夏を乗り切っていきましょう。夏ばて予防になる食材です。さらに、女性にとっては美容の強い味方になります。

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