シソの家庭菜園の魅力|芽シソ・葉シソ・穂シソ・実シソ、4種類の味わい!

シソの葉 ハーブ

日本のハーブとして古くから栽培されているシソ(紫蘇・大葉)。家庭菜園初心者でも育てやすく、青シソ・赤シソ・チリメンシソなど種類も色々なので、用途によって作り分けるのも楽しさの1つ。料理の薬味やあしらいに大活躍のシソですが、芽シソ、穂シソ、実シソと様々な成育段階の味わいを楽しめるのも家庭菜園ならではの魅力です。今回は、そんなシソの育て方と収穫についてご紹介します。

シソって、こんなハーブ

  • 属名:シソ科シソ属
  • 名称:漢名では紫蘇、和名のシソは漢名のシソの読みに由来、青シソは大葉の名で知られている。
  • 原産:ヒマラヤ、ミャンマー、中国南部
  • 開花:8~9月
  • 草丈:50~60㎝
  • 栽培:縄文時代の遺跡からシソの種実が出土されていますが、本格的な栽培が始まったのは平安時代。

シソを育てるには、土の準備はどうする?

用土の準備

コンテナ栽培の場合は、限られてスペースになるため、特に土壌環境には気を使わなければなりません。水はけと通気性の良い土づくりをすることが大事です。

市販の野菜の培養土を使用する

袋をやっぶればすぐ使えるので便利です。ちなみに、培養土は㏗5.5~6.5の弱酸性~中世に調整されています。微生物細菌の多くはこのphを好み、野菜の多くも、また、このphを好みます。あとは、肥料成分の有無など、袋の表示をしっかり確認しましょう。肥料が不足している場合は牛ふんか腐葉土の堆肥を1割ほど混ぜ込みます。

培養土の袋を開けた時、カビ臭かったり、重量的に軽すぎると思った時の改良方法3つ
  • 重さが欲しい培養土には、赤玉土小粒を混ぜて重量調整をします。
  • カビ臭かったときは、培養土に何が入っているのかわからないので、珪酸塩白土を入れて不純物を吸収させます。
  • 見て、パカパカした感じのいかにも痩せている培養土には、腐葉土を入れ込みます。
用土の購入の際の注意点は、袋内に緑の藻が生えていたり、水滴が多量についているものはカビが来ている可能性があるので避けましょう。
自分で土をブレンドする場合
【 コンテナの場合 】

次のような割合で混合します。

  • 赤玉小粒か黒土を6割
  • 改良用土(腐葉土、バーク堆肥、ヤシの実繊維、牛ふん堆肥のいずれか)を、3割
  • くん炭と珪酸塩白土を合わせて、1割
【 地植えの場合 】

植え付けの2週間前に石灰を1㎡に対して150~200g(3握り)を混ぜ、酸度の改善をします。しっかり30~50㎝の深さまで掘り起こし、天地返しも行っておきます。1週間前に堆肥(腐葉土、牛糞等)を土の3割程度混ぜこみ土の準備をします。

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シソの育て方と種まきから各段階での収穫方法

1.種まき

3~5月に、軽く耕し平らにして、水をかけてよく湿らせてから、種をバラバラと蜜にまきます(ばらまき)。発芽適温は20~25℃なので、気温が上がってから種まきをします。シソの種は、光を好む性質があるので、土は、ふるいで、種が隠れるくらいに極軽くかけます。土が乾燥しないように、濡れた新聞紙などをかぶせておくと発がしやすくなります。発芽適温は20~25℃、

2.発芽と間引き

種まき後、10~15日で発芽します。本葉が出てきたら、1回目の間引きは3~4㎝間隔に行います。これは、芽シソとして薬味になります。2回目は本葉4~5枚で5~6㎝間隔で行います。この時期に、間引きを利用しつつ、定職も可能です。また、この間引き菜は、香りが良いのでサラダや和え物に使います。

3.摘芯と追肥

間引きは、最終的に、地植えの場合は株間が30㎝、コンテナは株間10㎝以上になるようにします。本葉が10枚以上、または、草丈20~30㎝くらいになったら、葉の収穫量を増やすために、上部の2~4枚を摘み取り収穫していきます(摘芯)。常に新鮮な葉を収穫するには、1度にたくさん収穫しないのがコツです。

5.穂シソの収穫

8月下旬ころになると、白い花が咲きます。花穂の半分くらい開花したところで摘み取ると、刺身のつまやサラダのトッピング、てんぷら・お吸い物に利用します。

また、白い花が先端に数個残っている状態で摘み取ると、実シソが楽しめます。佃煮等、プチプチ感の食感が味わえます。

水やりのタイミングは?

地植えの場合は、雨量が少なく、土表面が乾燥している場合は水やりをします。

コンテナ栽培の場合は、土の容量も限られているので、地植よりも水やりに注意が必要です。シソは、乾燥に弱いハーブなので、用土の乾燥を防ぐ藁・もみ殻などを根元にひき乾燥を防ぐ方法もとる方法をお勧めします。コンテナの水やりのタイミングは、指を土に入れて確認してみることが1番です。その方法は、人差し指の第1関節のあたりまで土の中に入れます。感触がサラッとして指に土がついてこない場合はコンテナ用土は乾燥しているので、たっぷり水を与えます。

水やりのポイントは3つ。

  1. 泥はねしないようにシソの根元にジョウロのハス口を近づけて与える。シソの葉の上からかけても、土に水がかからないことがある。
  2. まんべんなく水が行き渡るように様々な方向から与える
  3. 鉢底から水が流れ出てくるまでたっぷり与える
春~ら初夏にかけては、植物の生育が旺盛な時期です。気温が低くても土が乾きやすくなっています。1日1回はチェックしてみましょう。また、夏は、水道の水が熱くなっていることがあります。熱いと根を傷むので必ず手で確認しましょう。

まとめ

1鉢あると、シソの葉はもちろん、花穂や実までも収穫でき、食卓が豊かになるのは間違いなしです。家計にも優しいですよ。我家では、田が近いので、油断するとバッタに葉を食べられてしまいますが、それさえ注意すれば、半日陰でも育つ、栽培しやすい和のハーブです。翌年は、こぼれ種でも発芽する強い植物です。試しにいかがでしょうか? 佃煮等のレシピは、また次回ご紹介したいと思います。

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