洋蘭は、水やりが生育を左右する⁉|栽培の基本!知ってましたか?

水やり

洋蘭栽培の失敗の原因の第1位は水のやり過ぎと言っても過言ではないそうです。私も、小さな苗を根元から黒くからしたことが何度もあります。特に着生蘭(デンドロビウム系)は水のやりすぎは禁物です。洋蘭栽培の基本中の基本と言われる正しい水やりをここではご紹介します。

水やりにも色々な方法があります

  • 【葉水】ジョウロなどを使い、葉の上から水をかける方法です。これは、全体に水分を行きわたらせ、葉の表面や裏の付着した葉ダニを水圧で落とす効果もあります。
  • 【霧水】スプレーなどの噴霧のことです。株に水圧がかからないので傷む恐れがないことと、蕾などの湿度確保には適切な方法になります。特に、冬季は暖房によって室内は乾燥しがちです。こまめなチェックで霧水を欠かさないようにしましょう。スプレー式の容器がお勧めです。

水やりは、着生蘭と地生蘭で違います。着生蘭は元々は樹木などに根を張って生育するので、少し乾燥気味を好みます。なので、鉢の中に入れた状態で水分過多になると根腐れを起こしてしまいます。私も何度も失敗していますが、「乾いたら十分に」を心がけなければなりません。

また、水やりをする時は、鉢の表面だけを湿らせるのでなく、鉢底にしっかり流れ出るまでしっかりと水を与えます。こうすることによって、水だけでなく新鮮な空気も鉢の中に送りこまれます。

水苔使用の場合は、乾燥しきっていると水が通過するだけで十分な保水ができません。時間をかけて何度もか水やりをして、しっかりしみこませる必要があります。私は、水の入った入れ物に、鉢をつけ置きしていました。つけている間は、他のこともできますから。

水やりの時間帯と水温について

水やりに適した時間は季節によって変わります。

春・秋は植物が生育する時期ですから、水も十分与えます。午前中の暖かい時間帯に行います。

真夏は、気温が高いときは朝か夕方の少しでも涼しい時間帯を選びます。日中の高温の時間帯にあげると、鉢の中で蒸れてしまい、根を傷めることになります。

10月以後、気温が低下するにつれて、生育も鈍ってくるので少しずつ水も控えていきます。

冬は、夕方に水をやるのは禁物です。なるべく、暖かい昼前後に行い、夕方までには鉢から余分な水が出るようにします。凍って根を傷めることにもなります。

水の温度にも気遣いが必要です。冬場、特に低温に弱い品種の物には、株の衰弱を防ぐために、冷たい水道水をそのまま使うのでなく、少し湯を足してぬるま湯を使うようにします。

水やりを行う時の注意点


【与える時はたっぷりと】

水を与える時は、鉢底から余分な水が流れ出るまで、たっぷりと与えます。無駄なように思えるかもしれませんが、こうすることで容器の中の古い空気が追い出され、新しい空気が名が荒れこみ根の呼吸作用を活発にします。根が回り切った鉢や用土が乾ききった状態の時は、たっぷり与えたるもりでも1回の水やりでは全体に行き渡っていないことがあります。時間をおいてもう一度やってみてください。


【水切れがひどい時は、バケツに水を張り】

鉢ごと水にしっかりつけます。


【開花中の鉢には頭から水をかけない】

花のない時期の水やりは頭からかけても良いです。開花中の水やりは、鉢の土に静かにかけます。花の寿命が短くなるのと、季節によりますが、灰色カビ病の原因になります。


【室内やベランダでは葉水を与えるのも大切】

空中の湿度が不足すると、蕾が落ちたり、ハダニが発生しやすくなります。霧吹きを使って、株全体に霧水をすることも、時には必要になります。この時、葉の裏にも霧水がかかるようにしてみてください。葉水は、根から吸い上げる水分供給とのバランスを保つ効果があり、植物も生き生きしてきます。

まとめ

水やりのタイミングは、難しく画一的なものはないようです。植物の状態や季節、用土の種類、置き場所などによって、用土の乾き方は違ってきますから、大体の目安になります。

「水やり3年」と言われるほど、昔から判断は難しいそうです。なので、鉢の用土の表面が乾いてきた時を水やりのタイミングの目安とします。

ナイロン製のポットは、上部は乾いていても、中は乾いていないこともあり、素焼きの鉢の方が管理しやすくなってきます。水苔を使用の場合は、素焼きの鉢の方が適しているようですね。ナイロン製の鉢は水切れのよい用土をご使用ください。「乾いたら十分に」を心がけて、元気に株を育てていきましょう。

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